待機児童数が4月1日現在で514人と県内市町村で最も多い市川市では、市内にある東京経営短大が来年4月、保育士資格と幼稚園免許(Ⅱ種)を取得できる「子ども教育学科」を新設します。男女共学で1学年60人。待機児童問題が深刻な東葛地域などで活躍できる人材の育成を目指します。

 市川市に隣接する船橋市も待機児童数が昨年4月に625人と全国ワースト2位(今年は県内2位の203人)となったことなどから、同短大は昨年4月ごろから学科新設を計画し、学内に保育実習室を新設するなど準備を進めてきました。両市の保育園100園以上、幼稚園150園以上が学生の実習受け入れに手を挙げたといい、増田哲也学長は「短大は地域のニーズと共にあることが大事。現場力のある人材を育てたい」と意気込みます。

 市川市は来年4月までに保育定員を1,200人分拡大することを目指しており、同市こども施設計画課は「保育の質を確保するためにも、保育士の数は余裕が必要だ。市川に就職してくれることを期待したい」と話しました。